Heart of Mongolia

Heart of Mongolia 子ども基金

Heart of Mongolia 子ども基金は、モンゴルの進学が困難な子どもたちのための奨学金基金として2006年に設立されました。地球温暖化により草原の砂漠化が進み遊牧業を営めなくなった牧民家族が都市の路上に子どもたちを捨てて行く現実。それでも子どもたちは未来を見つめ勉学に励みたいという希望を持って生きています。国境を越えた教育への支援。この基金には一般募集の支援金と、Heart of Mongolia商品の売り上げの一部が当てられています。

子ども基金奨学生認定書授与式
子ども基金奨学生認定書授与式
子ども基金認定書
子ども基金認定書

2009年第4回Heart of Mongolia 子ども基金奨学生紹介

奨学生となったツェレンとセケの将来の夢、勉強への意気込みです。

ツェレン 21歳

ツェレン・ヒシグバット(通称:ツエレン)/ウランバートル市立子供教育研修センター
ツェレンは1991年生まれです。両親はいません。この施設に来て7年目になります。2002年に弟と妹を連れて入って来ました。ツェレンは2008年に第55学校を最優秀成績で卒業しウランバートル大学・植林工学専攻に入学しました。モンゴルの自然環境を大切にする仕事に着くのが希望です。ツェレンはまじめで大人しい性格で勉強が好きな子です。いつも弟妹に優しくしています。 推薦/ナランデルゲルセンター長

セケ 21歳

セレンゲ・ガントルガ(通称:セケ)/ロータス子どもセンター
セケは1991年ウランバートル出身です。両親は2005年に亡くなりました。この施設に来るまでは親戚の家にいました。彼女の背中が2005年の秋から痛くなり北京の病院で調べてもらったら背骨にひびが入っていることが解りました。手術をするにはまだ体力が出来ていないと言われました。 ウラーンバトル63番学校卒業し、 現在ハンガイ専門学校の1年生。コンピュターの勉強をしています。

NPO法人「Meet the Smiles 地球の笑顔と出会う会」

「捨てられた子どもたちの支援と草原の再生」を願い、01年からモンゴルで支援活動を行っているNPOです。現在モンゴルでは地球温暖化の影響を受け草原の砂漠化が進んでいます。伝統的な遊牧業が衰退し牧民は首都に向かいますが、仕事の環境が充分とはいえません。家族が崩壊し多くの子どもたちが路上に捨てられて行きます。Meet the Smiles地球の笑顔と出会う会は悲惨な状況で生きる子どもたちの支援と自然の保全を願い02年から毎年子ども支援のチャリティツアーを開催しています。「地球の笑顔」とは子どもたちの明るい笑顔と自然の健康な姿を指しています。
⇒Meet the Smiles地球の笑顔と出会う会ホームページ
⇒Meet the Smilesブログ

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